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intltool

intltoolのビルド

intltoolは、国際化(Internationalization)の機能を提供します。 国際化とは、ソフトウェアを様々な国や文化に適合させること、またはその技術を指します。

例えばGIMPは、日本語版Windows上で動作させれば日本語のメニューやメッセージを表示し、英語版のWindows上で動作させれば英語のメニューやメッセージを表示します。

つまり、同一のソフトウェアが、環境に応じて様々な言語を表示しているわけです。 これは、GIMPが国際化されたソフトウェアであるためです。

  
ソフトウェア開発の世界では、Internationalizationを略して i18n と表現します。 これは、Internationalizationという言葉が i + 18文字 + n であるためです。
  
先頭の i が小文字なのは、大文字だと数字の 1 と紛らわしいためです。 最後の n も先頭の i に合わせて小文字で表記されます。
  
同様に、地域化(Localization)を略して L10N と表現します。 こちらは、先頭の L も最後の N も大文字で表記します。
  
なお、複数の言語を混在できるようにすることを多言語化(Multilingualization)と呼びます。 m17nと省略されて表記されます。

intltoolは、ソースコード中の文字列を、各言語用に用意されている外部ファイルで定義されている文字列に置き換える機能を提供します(メニューやメッセージの文字列)。 つまり、文字の翻訳の機能を提供します。

  
UNIX系OSのソフトウェア開発の経験がある方なら、『すでにgettextというライブラリがあるじゃないか!!』と思うことでしょう。 筆者もそう思ったため調べたところ、intltoolはgettextを呼び出していることがわかりました。
  
intltoolはソースコード中の文字列だけではなく、他のファイルの文字列も置き換えることができるようです。

ソースファイルの展開

まず、ソースファイルを展開します。 MinGW Shell上で以下を実行します。


cd /working/sources
tar xvf /working/sources/intltool-0.40.6.tar.bz2
cd intltool-0.40.6

configure

続いて、configureを実行します。 MinGW Shell上で以下を実行します。


CPPFLAGS="-march=pentium -mtune=pentium" \
./configure \
  --prefix=/working/tools > ../configurelog.intltool 2>&1

configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。


cat ../configurelog.intltool

ビルド

続いて、ビルドを実行します。 MinGW Shell上で以下を実行します。


make

makeが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

インストール

続いて、インストールを行います。 MinGW Shell上で以下を実行します。


make install

インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

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まとめ

intltoolは、国際化(Internationalization)の機能を提供します。

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