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libexif

  

libexifのビルド

libexifはEXIF情報の解析や編集の機能を提供します。 EXIF(Exchangeable image file format)は写真用のメタデータを含むことができる画像ファイルフォーマットです。

  
libexifは、後ほどビルドする GIMP に組み込まれます。
  
デジカメで撮影した画像データには、撮影日時・撮影機器名・シャッタースピードやISO感度などが記録されていますが、それらがメタデータです。
  
libexifがなくてもGIMPをビルドすることはできます。 ただし、libexifを組み込まずにビルドしたGIMPで写真を加工するとEXIFデータが消失してしまいます。

ソースファイルの展開

まず、ソースファイルを展開します。 MinGW Shell上で以下を実行します。


cd /working/sources
tar xvf /working/sources/libexif-0.6.21.tar.bz2
cd libexif-0.6.21

 

configure

続いて、configureを実行します。 MinGW Shell上で以下を実行します。


CPPFLAGS="-march=pentium -mtune=pentium -I/working/gimp/include" \
LDFLAGS="-L/working/gimp/lib -L/working/gimp/bin" \
./configure \
  --prefix=/working/gimp > ../configurelog.libexif 2>&1

 

configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。


cat ../configurelog.libexif

 

ビルド

続いて、ビルドを実行します。 MinGW Shell上で以下を実行します。


make

 

makeが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

インストール

続いて、インストールを行います。 MinGW Shell上で以下を実行します。


make install

 

インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

  
  

まとめ

libexifはEXIF情報の解析や編集の機能を提供します。

 
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