GhostscriptはPostScriptやPDF(Portable Document Format)の解析や変換の機能を提供します。 GIMPでAIファイルやEPSファイルを開くために必要です。
まず、ソースファイルを展開します。 MinGW Shell上で以下を実行します。
cd /working/sources tar xvf /working/sources/ghostscript-9.16.tar.bz2 --exclude ghostscript-9.16/ijs/ltmain.sh cd ghostscript-9.16
次に、パッチを適用します。 MinGW Shell上で以下を実行します。
patch -Np1 < ../ghostscript-9.16-zlib.patch
さらに、不要なファイルの削除を行います。 MinGW Shell上で以下を実行します。
rm -fr zlib libpng expat freetype jpeg
続いて、configureを実行します。 MinGW Shell上で以下を実行します。
CPPFLAGS="-march=pentium -mtune=pentium -I/working/gimp/include" \ LDFLAGS="-L/working/gimp/lib -L/working/gimp/bin" \ ./configure \ --prefix=/working/gimp \ --disable-compile-inits \ --disable-openjpeg \ --with-system-libtiff > ../configurelog.ghostscript 2>&1
configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
cat ../configurelog.ghostscript
続いて、動的リンクライブラリのビルドを実行します。 MinGW Shell上で以下を実行します。
make so
makeが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
続いて、インストールを行います。 MinGW Shell上で以下を実行します。
make install
インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
続いて、動的リンクライブラリのインストールを行います。 MinGW Shell上で以下を実行します。
make soinstall
インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。